研究会の特徴

 

1.主に現代の安全保障問題を研究対象にしている 

  • 国際社会や国家の平和と安全を中心に国際政治の本質的な問題への理解を深める。
    •  ウクライナ戦争や米中間の競争など旬な話題もよく分かるようになる。
  • 卒論では広義の安全保障の範囲(難民やエネルギーなどを含む)からテーマを選べる。
    •  地理的にも特定の地域や国家に限定されずにテーマを検討できる。
  • 米海軍兵学校との交流や自衛隊基地見学など安全保障を肌で感じられる行事が多い。

 

理論という分析ツールを使って国際政治を考察する

  • リアリズムやリベラリズムなど国際政治における紛争と協調の理論を学ぶ。
    • 国際政治系ゼミの中で、国際政治理論を本格的に学べるのは本研究会のみである。
  • 研究方法については、数理モデルや統計分析ではなく事例研究を重視する。
    • 抽象的な理論と具体的な事例(たとえばキューバ危機)を関連づけて考える。
  • 3年秋学期以降、理論重視ゆえ英語で書かれた学術論文を読む機会が多い。
    • 英語論文の読み方についても指導があるので、心配する必要はない。

  

3.少人数(一学年10人程度)のメリットを享受できる 

  • 多くの発言機会により理解や思考を深めながら発言力を身につけることができる。
    • ゼミ生全員が一致団結して、共同研究や行事の成功に向けて活動に取り組める。
  • 部活や就活にも配慮した、政治学科有数の手厚い三田論・卒論指導を受けられる。
  • 同期生の仲が良いことに加え、先生や上・下級生、院生と話す機会も多い。

 

4.社会人基礎力の育成という明確なビジョンを持つ 

  • サブゼミで批判的思考(議論を論理的に理解・評価する思考)を本格的に学べる。
  • 研究にも仕事にも役立つ英語力や時事問題の理解力を向上させることができる。
  • 先生の積極的な指導により就活や卒業後の仕事にも役立つ能力が身につく。
    • タスク管理力、コミュニケーション力・雑談力、規律性、書類・メール作成力など
    • 就活支援として、様々な業界に就職した卒業生の就職活動記録を提供している。 

 

5.入ゼミ選考では研究会活動への熱意と共感が重視される 

  • 卒業論文の提出まで本研究会の活動を原則として最優先できる人を求めている。
    • 就活・公務員試験準備、留学、重要な試合・公演などには一定の配慮がある。
  • 自己の成長のために研究会のモットー(※)を実践したいという人が望ましい。
          ※「研究会活動への責任ある関与」と「師友とのこまめな話し合い」
  • 入ゼミ時の国際政治論や安全保障論の基礎知識や英語力は問わない。
    • 他学部・他学科の学生も一定の条件のもとで若干名受け入れている。

 

質問がある場合は、入ゼミ係にご連絡ください。

入ゼミ係のメールアドレス:miyaokanyuzemi-group<at>keio.jp