就活生より

 

【4年生に「就活に役立った研究会での学び」について聞いてみました】

 

1.国際時事問題への精通

  • 面接で時事的な質問等に対して、様々な角度から自分の意見を述べることができたことも、様々な理論を学んだことや、クリティカルシンキングを学んだことが活かされたと実感いたしました。
  • 面接では三田論テーマについてかなり話題になりました。特に米中対立は丁度ホットな話だったので深く聞かれ、行事・合宿係を頑張って良かったです。
  • 研究会でその日の気になった記事を発表する機会があるため、毎日、新聞を読む習慣がつきました。そのおかげで、面接で興味のあるニュースを聞かれた際もすぐに詳しく話すことができました。

 

2.積極的に発言する姿勢

  • 本ゼミでいつも行っていた「自発的に意見を出す」ことがさまざまな場面で役に立ちました。例えば一次選考では、グループディスカッションがあったのですが「自分の意見に絶対の自信がなくてもとりあえず言ってみる」といった姿勢が生きたように思います。また最終選考ではゼミで学んできた国際情勢に関する意見が問われましたが、なんとか自分の見解を述べることができ、その話題で役員の方と大いに盛り上がりました。
  • セミナーの質疑応答の時間に周囲が黙り切った中、研究会活動を通じて身に着けた積極性をもって、質問・発言を率先して行うことができました。あるセミナーでは、全体質問の機会に私が真っ先に質問をした後、誰も手を上げずまた私が何度も質問するという場面もありました。周りとの積極性の差に驚くとともに、入ゼミ前の自分を思い出し、研究会での成長を実感しました。

 

3.意見の伝え方

  • まず端的に結論を述べ、次にその根拠を述べることなど、相手に伝わりやすい意見のまとめ方を徹底的に指導して頂いたおかげで、面接やグループディスカッションでは質の高い発言をすることが出来ました。
  • 本ゼミで発表を何度も繰り返したことで、具体的なエピソードと抽象的なエピソードを織り交ぜて話す力が身につきました。おかげで面接で少々複雑な内容を伝えなければならないときであっても、面接官の方に納得していただくことができました。

 

4.文章力

  • 新聞社の筆記試験では必ず作文が出題されるのですが、筆記では一社も落ちませんでした。毎週のレジュメまとめや三田論で何度も文章を書いたことで力がついたのだと思います。
  • 3年生の時に毎週、文献要約のレジュメ作成に取り組んでいたことで、素早く文章構造を理解する力が身につきました。この力は自分が文章を書く際にも役立っており、簡潔で説得力のあるエントリーシートを書くことができるようになりました。また、この力は公務員試験や新聞社の論文式試験のように、時間制限がある中で長い文章を書かねばならぬ状況において非常に役立ちました。

 

5.社会人基礎力・マナー

  • 挨拶やメール等様々な当たり前のことをしっかりと行うことは、就職活動のどの場面においても役立ちました。
  • 常日頃から先生と連絡を取らせて頂いていることで、社会人の方にメールする時、相談する時に特に困ることはありませんでした。一方で、どうやってメールを送るのか、どんな一文を入れるかなど、社会人と接する際に悩む友人が周囲には多く、相談を受ける機会までありました。基本的な礼儀を研究会で教えて頂けたおかげだと感じました。
  • 少人数の研究会であるため、先生や先輩方、院生と話す機会が多く、世代間会話力を磨くことができました。その結果、OB訪問や面談のときに臆さず話すことができました。